【HSP】ものすごく疲れる対策にDaiGoの「超集中力」を取り入れてみた
こんばんは!
今日もHSPとして元気に・・・いえ、なんとか生きています。
※HSP=Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)つまり、とっても敏感な人。感受性が強すぎる人のこと。
HSPは、非HSPの人が気にも留めないような些細なことからも刺激を受けすぎてしまい、すごく疲れたり、生きづらいと感じていることが多いです。
私には最近、というか1年以上ず~~~っと悩んでいることがありまして。
疲れすぎてやりたいことができない
HSPは些細なことからも刺激を受けやすく、他人や自分の感情に振り回されやすいです。また物事を深く考える性質があり、細かいことを「流す」のが苦手です。
そのため日常生活をしているだけでも膨大な刺激を受けていて、1日終わる頃にはぐったり・・・ということがよくあります。もちろんHSPでなくても毎日忙しくて大変でストレスがすごくてクタクタな人もいるでしょう。
ただ、HSPの場合はごくごく平凡で平和な日常でも疲れをためやすいと思います。
私の1日は6時に始まり21時半に終わるという、忙しい社会人の方からすると「どんだけ寝るねん!」「いやワシまだ会社にいる時間やがな」とツッコまれそうなイージーモードの生活なんですが、朝幼児2人の世話をし仕事をし帰宅後また世話をし無限の家事をこなし・・・。しかも幼児のうち1人はちょっとしたことで手がつけられないほど暴れるし、着替えトイレ風呂も何をするにもすんなり行かず、もともと疲れやすい私には精一杯の「活動できる時間」です。
朝は6時まで寝ていたいんじゃなくて、疲労感が抜けなくて早く起きられない
夜は21時半に寝たいんじゃなくて、疲れすぎて倒れるように眠ってしまう
んです。
疲れる、けど・・・やれる人はもっとやってる
確かに大変だし、疲れるんですけど・・・
世の中には、仕事がめちゃ忙しくても絶賛育児中でも、資格取得を頑張ったり、趣味に邁進したり、はたまた起業したりという人だって確かに存在するんですよね。
あ、当然ですが、そもそも本人が求めてなければ特別普段の仕事家事育児以外に何かをする必要はないですし、環境もキャパもそれぞれ違うので、誰もが努力をすれば何かを成し遂げられる!とかは思っていません。
だからあくまで私の場合なんですが、もともと穏やかな生活を好み1日1日を丁寧に過ごしたい・・・というタイプではなく、典型的なHSP/HSS。敏感で疲れやすいけど刺激を求めます。
憧れるのは、何かを極めて成功している人、好きなことに邁進している人、目標に向かって行動できる人。
なので、今の生活は時間に追われてはいるけど、何かに向かって努力しているとか、自分のやりたいことをやっている、という質のものではないので、「もっと何かしたい!しなくちゃ!」という思いがすごく強いです。
付き合いの長い友達に言ったら、
「別に何もしなくて良くない?・・・でも前からそういう性格だよね」
と言われましたがそのとおり。これ以上何もしなくてもいいけど、何かしたいんだよ・・・。
かと言って、ものすごく好きなことや大きな目標があるわけでもないのですが、
・本をたくさん読みたい
・文章を早くうまく書けるようになりたい
・ワコムのペンタブを買ったので使いこなしたい
・アクセサリー作ってみたい
などなどやりたいことは山のようにあります。
私の環境であれば、今の生活でも時間を捻出すればどれかはデキると思うんですが・・・
できない。21時過ぎの悪魔的な眠気。朝はどれだけ目覚ましをかけても起き上がれない。。
毎日、悔しくて悔しくてしょうがないんです。
一方で私の夫はというと、資格を取ると決めたらどんなに仕事が忙しくても時間を作って勉強しているし、結果も出す。しかも、その合間に雑務もこなす有能ぶり。
雑務の例を挙げると、引っ越してからの電気料金を精査し、どの電気会社がお得かを比較検討して変更手続きする、といったこと。
え、これ普通?まさか私ができなすぎなだけ?
忙しくてイラついているとか、そういった様子も一切見せない。私はすぐに一杯一杯になってキレやすいし、家計の見直しどころか家計簿をつけることすらできないのに・・・。
代わりに夫は平日の家事育児はほぼやっていないけど、私が夫の生活とチェンジしても絶対に仕事だけで1日が終わると思う。
疲れやすい自分を変えたい
だんだんと「本当に、夫は仕事もしながら勉強もしてさ、偉いよね。人に当たらないし・・・私とは人間のデキが違うよ」と卑屈に思うようになっていましたが、デキが違うのは本当だと思います。要領の良さとか、ストレス耐性とか、疲れやすさとか、ぜんぶ違うんですよ。
だから気合いとかやる気だけじゃ無理だし、頑張ったところで同じようにはできないけど、どうにかならないか・・・。
と思っていたところ、本屋でメンタリストDaiGoの本が目に留まりまして。
「超集中力」という本です。この本、あとで知りましたが超有名なんですね。
それでハッとしたわけです。
超集中力を身につけて仕事があっという間に終わったら時間できるんじゃない?と。
更に、
集中力が高ければ限られた時間でもいろんなことができるんじゃない?と。
光が射した瞬間。
幸いにも私の仕事に定時はないし、早く終わってしまえば退席したって構わないんです。レスポンスさえ気をつければ。。
これだー!私に必要なのは超集中力だ!!と即購入。帯に、「一番売れてるDaiGo本」って書いてあったので、みんな同じようなことで悩んでるんだろなあと思いながら。
こちら、まだ途中なんですが、すごく面白くてワクワクしながら読んでいます。
さっそく取り入れてみたメソッドは自分の「機械化」
超集中力を読んで、なるほど!!!と思ったのが、脳は決定することで疲労するというものです。
集中力が湧き出す源は前頭葉にあって、前頭葉による「思考や感情をコントロールする力」をウィルパワーといいます。私たちが集中力を発揮する際には、このウィルパワーが使われます。
ウィルパワーは前頭葉の体力のようなもので、体力(ウィルパワー)があればあるほど、集中力がみなぎります。
しかしウィルパワーは集中力を使うたびに少しずつ消耗し、回復するためには睡眠や質の良い食事などが必要になります。
そこで、筋肉量を増やすように前頭葉を鍛えてウィルパワーそのものを増やし、かつ無駄なウィルパワーを使わないように節約することが大事というわけなんですね。
この前頭葉を鍛えるためのメンタリズムやウィルパワーを節約するためのメソッドがいろいろと書かれていて私もできることから早速始めていますが、ウィルパワー節約のために絶対やろう!と思ったこと。
それは、日々の選択や決定を極力少なくすることです。
脳は、「どれを選ぼう」「どちらを先にやろう」「何を食べよう」など、小さな意思決定の連続により疲労していき、ウィルパワーが減っていきます。
スティーブ・ジョブズが、黒のタートルネックにリーバイスという毎日同じ服装をしていたことは有名ですが、こういった習慣化こそが、日常の細かい決定を減らし、ここぞというときのためにウィルパワーを温存できるのです。
なので、月曜はこの服、火曜はこの服と決めてしまったり、食べ終えたあとの食器は流しに持っていったら即座に洗うと決めてしまえばいい、ということ。
というわけで、私の場合、服の決定は楽しみの1つでもあるので習慣化しませんが、家事においては「どちらを先にやるべきか」「めんどくさい。。。明日にしちゃおうか」などという小さな迷いや決定が頻発していたので、「やる」に統一して習慣的に、機械的にやることにしました。ただし、何を先にやるかという順番は、行動予測不可能な子どもがいるので決め打ちできません。だから、ただ「やる」。
そうすると、不思議なことに「めんどくさい」という気持ちが薄れるんです。いちいち決定しないから(やる、と決まってるから)行動も早い。機械的になりすぎて無表情になっているので子どもに「怒ってる?」と聞かれましたが。怒ってないよ~。
これ、ウィルパワーを温存できるうえにいつも感じている疲労感が少なくなるんじゃ・・・と希望を抱き続けてみます。
超集中力は読んでいて背筋が伸びることも多く、刺激になります。脳をリフレッシュしたり、リラックスさせたりするメソッドもありますが、脳科学や心理学に基づいたものなので、HSP的には「ポジティブ思考を保とう!」といった精神論よりよっぽど納得して取り組むことができます。
・・・というわけで、先日の朝も機械的にテキパキと動いていまして、夫に「じゃあ行ってくる」と言われたので、機械っぽく無言で敬礼をしたところ
「ヒカキンのポーズをしてるんやね^^」
と言われました。
出典:HikakinTV
だれがブンブンや。
【HSP】超敏感な人がキレると止まらない!どうしようもない「怒り」の原因とは
今さらながら、明けましておめでとうございます!
いい加減サボりっぱなしのブログを再開したいと思います(>_<)サボり続けているのに一定数のアクセスはあって、有難い限りです。
ブログには色んなことをごちゃごちゃ書いていますが、やっぱりアクセスが多いのは、断トツでHSPの記事です。
↑中でも多く読んでいただいているのがコチラ。
HSP=Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)つまり、とっても敏感な人。感受性が強すぎる人のことです。
HSPは、非HSPの人が気にも留めないような些細なことからも刺激を受けすぎてしまい、すごく疲れたり、生きづらいと感じていることが多いです。
そこで、「最近、HSPとしてどうよ?」という近況的な記事を書かせていただこうと思うのですが・・・。
結論から言うと、最悪です。
最も悪いと書いて、最悪ですw
怒りが止まらない!
ええ~っ。上の記事ではあんなに“生き方見つけた”風に書いてたのにw
で、何が最悪なのかと言うと、ワタクシかねてよりの課題の「怒りのコントロール」です。
人からは、HSPにありがちな「優しい」「温厚」「怒らなそう」^^というイメージを持たれる私ですが、ちゃんちゃらおかしい実際はとんでもない地雷原。
でも、他人の目を気にするから外ではあんまり怒らない。(これもHSPありがち・・・)というか、何故か外であまりイライラしたり怒りがこみ上げることってないんですよね。まあ在宅ワークで外に出てないから、というのも1つあるかもしれませんが。
というわけで、怒りがこみ上げるのって、家族に対してとか家の中でなんです。
というか、子ども。
私は「こうしたい」と感じたことを、「どうしても今やりたい」という欲求が強いです。林先生言うところの、「今でしょ!!」(違う)
いや、人は基本的にそういう欲求を持っているのだと思いますが、私は「今」できないと分かった時の気持ちの切り替えが壊滅的にうまくないんです。
でも、子どもはことごとく人(親)の作業を中断する生き物です。我が家には6歳・2歳の子どもがいますが、グズリ、遊びへの誘い、転んで泣いた、姉弟と喧嘩をした、コップを倒した、おしっこを漏らしたetc...
ホントに手を変え品を変え、家事や作業を中断しにかかってくるんですよね。天才かよ。
そのたびに、
洗い物を終わらせたいのに…
洗濯干すのが途中なのに…
ここまで掃除機をかけたいのに…
料理をし始めたのに…
と「イライラっ」となるのですが、でもホントはそんなのしょうがないんです。
子どもはそういうものだし、親にアレコレ頼ってきたり話しかけてきたりするのなんて小さいうちだけだし、よく「子育て中の家事なんて適当でいい」「完璧でなくていい」と言いますが。
分かってるんだよ!完璧じゃなくていいし、家が汚れてたって別にいいなんて、分かってるんだよーーー!!!
メラメラ・・・。
完璧でいたいと思っているわけではないけど、とにかく気持ち悪いんです。これをやろう!と思っていたことが最後までできないのが、気持ち悪くて許せない。
そして、1つの負の気持ちから、あらゆることが嫌になってしまう。
例えば「洗い物が終わってないのに…」という1つの苛立ちをキッカケに、
あ!まだお風呂も洗ってなかった
あ!レンジ回りも掃除しないと
あ!図書館に本を返しにいかなきゃ
あ!あの仕事の問題を解決しなきゃ
あ!確定申告が控えてるんだった
と連想ゲームのように、やらなくちゃいけない(と思ってる)ことが次々と脳裏に湧いてきて
アレもコレも!ああ何でこんなにやることがあるの?イライラする!!
となってしまうんです。
冷静になれば1つ1つは大したことではなくて、しかもすべて一度にやれと言われているわけじゃないし、粛々と順にこなせばいいんです。
でも怒りモードに入っていると冷静に考えられなくて、
「あーもう!なんでこんな忙しいのに色々言うの!?やること増やすの!?キー!!」と子どもに当たって怒鳴ってしまいます。しかも、これも1回怒り出すとなかなかセーブできない。最悪ですね。
「夕飯作ってる時間は仲良く遊んでてほしいのに!」「前もこんなことあった!」「なんでいつもうまくいかないの!!」と、言ったところでどうしようもないことをクドクド。←「アナタのせいで」とだけは言わないようギリギリのところで死守w(ここまで言ったら同じか・・・)
こんな状態でも、頭のどこかにいる冷静な自分から「よく次々と口から出てくるよな~絶対子どもによくないし、あとで後悔するぞ~バカだな~」というツッコミも入ってはいるんですが。。
子どもにとって、「親の機嫌が良いこと」は何より大事だし、ましてやキレやすいなんて悪影響でしかないということは重々承知しています。でも気持ちがついていかない(T_T)
でも、HSP=キレやすいということではない
そうなんです、別にHSPだからキレやすいということではないんですよ。
だから、これはHSPとは関係のない、「私が克服しなくてはならない性質」だと思っていたんです。
でも、フトHSPの本を読み返していたら、特徴に「怒りが爆発するとコントロールできない」というのがあったんですよね。敏感すぎて生きづらい人の 明日からラクになれる本
あと、HSPのことを書いたブログにも、怒りについてというテーマが結構登場していました。
本の内容を引用しながらになりますが、怒りというのは第二次感情で、「苦しい・悲しい・つらい・寂しい・くやしい・不安だ・できない」などの第一次感情が裏に潜んでいるそうです。
うん、それは分かります。私だったら「やりたいことをやれなくて、くやしい、苦しい」という感情が怒りのもとになっているんですよね。
また、怒りの背景に隠れているのが「すべき思考」。つまり、自分の中に「こうあるべき」考えがあり、そうならないから「怒る」ということ。
うーん。私、別に「完璧であるべき」なんて思ってないんだけどな・・・と思いましたが、考えていくうちにこの「すべき思考」はもっと深いところにあるものだと気づきました。
私の場合はたぶん、「他人から嫌われないような自分であるべき」という「すべき思考」なんだなと。
例えば
・朝は早く準備をして子どもたちを園に送って行かないと仕事に遅れる
→仕事に遅れたら、できない奴と思われる(他人である誰かに)
・早く夕飯を作らないと子どもを寝かせる時間が遅くなる
→子どもを夜更かしさせているなんて、ダメな親だと思われる(他人である誰かに)
・家事を中途半端にする
→家が汚くてだらしないと思われる(他人である誰かに)
こういったことです。
人から嫌われるような自分になってしまう!という焦り→怒りが生まれる→嫌われないようにしようとしている自分を妨げる子どもに矛先
なのかなと。
・・・よく考えたら、別に他人にどう思われようといいはずなのに( 一一)しかも、人は自分が思うほど自分のことなんて気にしてないはずなのに。
私の母は私が幼少期かなりのキレキャラだったので、母の怒りについてはかなり敏感でした。間違ったことをすると怒られるとか、そういったものが根底にあるのかもしれません。
あとは今となったらHSPあるあるなのですが、人の輪に入っていけないとか、みんなが楽しそうにしている話題に乗っかれないとか、「なんか人と違う」と感じていたからこそ、はみ出ないように=嫌われないように「すべき」、というのはずっと人生のベースにあったような気がします。
怒りによる暴走を記録する?
そういった「すべき思考」をスグに手放すのは難しいかもしれませんが、怒りの感情がガッと湧いてきたときに、
ここで家事を中断したら自分は人に嫌われるのか?ダメな奴だと言われるのか?そもそもそんな他人の評価を「今」重視しなくてはいけないのか?
という自問自答をしてみようと思います。
アンガーマネジメント(怒りの感情をコントロールする手法)の基本に、6秒ルールというのがあります。
突発的な怒りのピークを維持できるのはたったの6秒だから、この6秒をやり過ごせば落ち着いてくるというものです。特に子どもが泣き叫んでいたりする場合、6秒たっても怒りの原因がなくならないから無理じゃ~!と思っていましたが、怒りの原因が「嫌われないようにすべき思考」だとしたら、いけるかもしれません。
(1)まず、6秒間は頭を真っ白にする。現在起きていることと別のところに意識を飛ばす。
(2)その後、先ほどの自問自答(ここで○○を中断したら自分は人に嫌われるのか?)をしてみる。
これを実践してみたいと思います。
あとこれもアンガーマネジメントの手法で、「アンガーログ」というのがあって。怒りを感じた際に、いつ・どこで・何に対して・どうして・どのくらい怒ったかを記録しておくというものです。
怒りの記録をつけていくことで、自分がどんな場面でキレやすいのか傾向が分かり、対策ができるというわけです。これも、できればやってみようかな。
というわけで、こんなに長く書いて「実践してみようかな」で終わるのもなんですが、HSPで同じような怒りに悩まされている人もいるのかなと思って(後は自分が吐き出したいので)書いてみました。
これ、効果あるか報告したいと思います!!
Amazon10位の「アトピーなんか飛んでいけ」を詳しくレビュー!食事療法の効果って?
こんにちは★
以前、自分と息子のアトピーを食事療法や運動で治そうとしているという記事を書いたのですが、その後の経過と、食事療法についてもっと突っ込んでいきたいと思ったので書きます!
結論から言いますと「アトピーなんか飛んでいけ」という本に沿った食事改善で良くなった!という話なのですが。この本、「アトピー 本」とかで検索するとAmazonや楽天ブックスで出てくるので、気になっている人も結構いるのではないでしょうか?
今見たら、Amazonの「アトピー性皮膚炎」で10位でした。前は1位だったと思ったけど。この食事改善がどんなものかということと、実際やってみてどうだったかについてガチレビューしたいと思います!
正直なところ・・・健康法って眉唾物も多くて、なんか怪しいもの紹介してる?とか思われるのも嫌だったのですが、アトピーなんか飛んでいけはホントに怪しさ0(ゼロ)。そして少しでもアトピーで困っている人の助けになれば、と思うので書くことにしました。アトピーに限らず、花粉症とかぜん息、なんなら現在病気の症状が出てない人だって必見だと思います。
同時に、この飽食の時代に食事療法をすることの難しさや付き合い方についても語りたい!と思います。
- 私と息子のアトピー歴
- 現在の症状は?
- 「アトピーなんか飛んでいけ」って?どんな人が提唱してる?
- 具体的にどんな内容なの?
- 湿疹の原因となる4つの栄養素
- どんな食事がよいの?
- ステロイドについて
- 食事改善をすることは難しい?
- これから世の中どうなる?
- 騙されたと思って
- さいごに、ちょっと思うことを
- アトピーなんか飛んでいけ!マニュアル
私と息子のアトピー歴
簡単にアトピー歴を。ちなみに娘はノンアトピ―です。
私:生まれてすぐ~中学1年生ころまで重度のアトピー。入院したことも。中学生の頃にさくらクリニックという水溶性ステロイドを使う病院に通い、数ヵ月で寛解。そのまま大人になり、たまに軽い症状は出るも同ステロイドを使うとすぐに治まっていた。しかし2年前、息子を産んだあたりから悪化。同病院のステロイドでも治らなくなる。
息子:生まれてすぐ乾燥肌が目立ちあやしげな気配。1歳頃から首の後ろに掻き傷。ステロイド(これは普通の皮膚科で出たやつ)塗っては治り、やめたらしばらくすると出てくる現象。夏にはあせものような症状。ひじひざ裏の痒み・赤みあり。
息子に関しては、アトピーですね。と診断されたわけじゃないですが、そこは経験豊富な母(私)です。これはそのうちアトピーになるやつだってわかります。
※補足※
私について、上記のさくらクリニックには本っっ当に助けられました。結局完治はしなかったけど、このクリニックの治療のおかげでひどい状態を脱して、アトピーを気にしない10代~20代を過ごせたこと。冗談じゃなく命の恩人だと思ってます。治療は自費になるので結構かかりますし、もちろん食事改善を軸にやるべきだと思いますが、ステロイドを使うならここの水溶性ステロイドが良いと思います。治療はそれだけじゃないのですが、ここでは割愛。
現在の症状は?
ブログの前記事でも書きましたが、息子は食事改善してからとにかく良好。膝の裏を時々掻いているくらいで、全身すべすべです。と言っても、ノンアトピ―の娘とはちょっと肌質が違うのですが(娘のほうが頑丈そうな感じ)。でも満足度が5点満点だったら5点と言えます。
私のほうは、いったんよくなったものの、気のゆるみ(お菓子・お酒の食べ過ぎ飲みすぎ、運動不足)でふたたび悪化。たぶんストレスも1つの要因。気合を入れなおして頑張ったところ、現在かなり良好です。ひじやひざの内側にちょこっと症状が出たり、髪が触るのも良くないのか首の後ろがなかなか治りきらないですが、満足度4.0といい感じです。
というわけで、以降は私たちが行った食事改善=アトピーなんか飛んでいけについて詳しく。
「アトピーなんか飛んでいけ」って?どんな人が提唱してる?
「アトピーなんか飛んでいけ!」の概要は、食生活を見直してアトピーを克服しよう、というシンプルなもの。その考えと研究に基づき、マニュアル本で具体的にどんな食事をすべきかを示しています。先に言ったようにAmazonとか楽天ブックスで買えるのですが、レビューはかなりよいですよ。
この食事改善法=名付けて「飛んでけ!食」は、元薬剤師で2児の母でもある谷尾敦子さんという方が、重度のアトピーだった自分の子どもたちを食事改善で克服した経験をもとに、あらゆる研究をして導き出したものです。
今後、この食事改善による治療が「アトピーの標準治療」となり、病院で指導を受けられる日を目指し奮闘しておられます。(現在の標準治療はステロイド治療)
この「飛んでけ!食」を提唱する「アトピーなんか飛んでいけ!の会」は去年任意団体から一般社団法人になりました。この食事改善の裏付け(科学的根拠)を確固たるものをするために欠かせない、臨床医や研究医からの協力を受けやすくするため、とのことです。私もそういった立場だったら協力したいもんです(>_<)まじに。
具体的にどんな内容なの?
飛んでけ!会の 考えは「アトピーは特定の栄養素の摂りすぎにより、過剰となって皮膚に溢れだしたもの」です。
現代人の食生活は非常にアンバランス(ビタミンやミネラルは足りないが、脂肪やタンパク質を摂りすぎている)です。植物に肥料を与えすぎると、葉の表面が弱りカビや虫がつきやすくなるように、栄養素を摂りすぎると皮膚に湿疹としてあふれ出る、という考え方で、これを「オーバーフローモデル」と呼んでいます。
人が必要とする栄養素は、体格、年齢、運動量、季節といった様々な要因によって異なります。
この会では人の体を湯船、湯船に注がれる水を栄養素(その人の毎日の食事)、湯船の底の排水溝を排泄(便・汗・尿など)に例えています。またこの湯船にはポンプがついていて、運動・成長に必要な水(栄養素)をくみ上げています。
常に新しい水(栄養素)をいれないと、湯船は空っぽになって、運動や成長に必要な栄養素がなくなってしまいます。しかし必要以上の水(栄養素)を入れすぎると、湯船に入り切らずにあふれ出します。このようにオーバーフローした栄養素が皮膚症状としあらわれたものがアトピーではないか、ということなのです。
この考えなら、
- 特定の食べ物を除去しただけで治らないということ(栄養の摂りすぎが原因だから)
- 同じものを食べていても 症状が出る人と出ない人がいること(湯船の大きさは人によって違う)
- 成長と共に治った(湯船が大きくなった)
- スポーツを始めたら治った(ポンプがくみ上げる水量が増えた)
といったことも納得できます。
湿疹の原因となる4つの栄養素
それで、どんな栄養素を摂りすぎたときに溢れでるかというと。いくつかのパターンが見つけられています。各栄養素の摂りすぎで、具体的に体にどんなことが起こるかといった科学的な話も本に載っていますが、なかなか専門的な内容で素人が説明するのは難しいので、ここでは「なぜ」「症状」「なりやすい人」について、かいつまんで紹介します。
※注意※本を読んで私なりに理解したこと・重要だと思うところをピックアップしたので、もっと詳しく・ちゃんと知りたい!と思った方は実際に本を読んでくださいね!
①タンパク質過剰
なぜ?:タンパク質は消化されるとアミノ酸になるが、体内にはアミノ酸を貯蔵する器官はなく、尿素と水となり排出される。しかし、通常の排泄能力を超えるほど食べ過ぎた場合、皮膚や粘膜などにあらわれる。皮膚の場合は湿疹、気管支内ならぜん息。
症状:普通はプツプツの湿疹。酷くなると、破れて滲出液が出る。赤ちゃんの場合は乳かぶれ、少し大きな子供は背中やわき腹に鳥肌状湿疹。冬に症状があり夏に軽快する人が多い。高熱が出たあとに症状が軽減しやすい。(熱の産生などにタンパク質を消費するためと考えられる)
なりやすい人:タンパク質が不足しないよう多く食べるor食べさせている。ご飯よりおかずを重視している。タンパク質は太らないからたくさん食べてもよいと思っているなど。
②動物性脂肪過剰
なぜ?:生物体の脂肪は体内で液状で存在しなくてはならない。しかし人より体温の高い動物の脂は人間の体内で固まりやすく不都合。体はあらゆる手段でそれを体外に出そうとするが、その1つが湿疹。脂肪性下痢・吹き出物などもその例。また動物性脂肪は植物油で作ったリポ蛋白というカゴに包まれて血液中を移動するので、大量の動物性脂肪を摂取すると植物油、特にリノール酸が不足してカサカサ肌になる。
症状:関節の内側・おでこなど血流が滞りやすいところ・皮膚温度の低い場所に湿疹。分厚い湿疹。ベルトや襟で擦れる個所など皮膚が弱くなっているところにも湿疹。目やに・ものもらい・ぜん息・便がべたべたしているなど。
なりやすい人:肉類や乳製品を食べることが多い・レトルト食品や洋菓子をよく食べるなど。
③植物油過剰
なぜ?:植物油が血液中で過剰になると、不飽和脂肪酸が酸化して皮膚から漏れ出ると同時に強いかゆみを引き起こす。またそれを掻き壊すことで湿疹になる。
症状:軽症のうちは、お風呂に入った際に皮膚が赤くなるだけ。症状があらわれる順番があり、顔や頭→胸・腹・背部・臀部→手足へと広がっていく。そのうち体全体が赤くなりガサガサ肌に。重症になると湿疹から黄色い滲出液が出る。他に鼻炎・花粉症・結膜炎なども。
なりやすい人:油料理が多い・スナック菓子をよく食べる・ご飯(炭水化物)は少なめ・運動不足など。
④糖質過剰
なぜ?:糖質が過剰になる→体内で脂肪が合成→低体温の人は動物性脂肪過剰と同様の湿疹ができやすい。脂肪にならなかった場合も、血糖値が高くなり血液の粘度が上がる→血流が悪くなり、糖質から変化した物質が皮膚に溢れだす。
症状:厚い湿疹・目やに・滲出性中耳炎など
なりやすい人:ご飯代わりにお菓子や菓子パンを食べる・ご飯(炭水化物)は少なめ・運動不足
・・・とこんな感じで、何が過剰かによって湿疹の出方や控えたほうがよい食べ物が分かるのですが、特に大人の場合は混合型のことが多く(色々な栄養素の摂りすぎ)、見極めが難しかったりするみたいです。
小さい子のほうが分かりやすく(まだ食生活がシンプルだから?)、またタンパク質過剰が多いようです。タンパク質をたくさん食べさせて大きくなろう!というのはよく言われることですよね。息子も症状からするとタンパク質過剰のようでした。
では続いて、どんな食事が望ましいかについて書いていきます。
どんな食事がよいの?
①動物性脂肪は極力カット
人の体に不都合な肉類・乳製品は食べないよう心がける。砂糖の摂りすぎも同様の害が出るので極力とらないようにする。
→私は肉類と乳製品にはもともと思い入れないのでアッサリ辞められました。砂糖はお菓子の誘惑に負けるときもありますが、なんとか頑張っています。息子は肉類・乳製品を摂るのは保育園の給食のみ。また牛乳は除去。
②5:3:1の割合
5=穀類(米や雑穀)
3=旬の根菜・葉野菜・海藻を取り混ぜたもの
1=新鮮な魚介類・大豆製品・卵
です。特に子どもは脳の発達のためにご飯はしっかり食べることが大事だそう。太るからと少なめに食べている人も注意。ちなみに、この割合は調理後の見た目の量。結構分かりやすいですよ。
→私が出す料理はどうも3が過剰になりがち・・・。野菜類は多ければ多いほどイイ!ってもんでもないようです。
③新鮮な魚は毎日摂る
魚からは良質なタンパク質が摂れ、血液をサラサラにします。でも量は、小1切れ。また丸ごと食べられるしらす干し・子あじなどもおすすめ。
④新鮮な植物油も毎日摂る
過剰もよくないが、適量必要。血中コレステロールを減らしたり、肌の潤いを保つリノール酸・血液をサラサラにする不飽和脂肪酸が豊富。どんな油を摂ればよいかというと、米油・大豆油・白ゴマ油。これらを取り混ぜる。また米ぬかには米油が豊富に含まれているので、玄米を食べている人はプラスでこれらの植物油を摂ると過剰になることも。
→ちなみに息子は、東京で行われた飛んでけ!会のオフ会で肌の状態からリノール酸不足を指摘され、上記の油を増やしたところ一気に改善しました。オフ会参加時はすでに飛んでけ食初めていてほぼ良くなっていたのですが、「あと一歩」な状態の肌から、みるみるツルツルに。ここ数年でもっともビックリしたことBEST3に入ります。
⑤ビタミン・ミネラル・食物繊維もしっかり。
肉類や乳製品の摂取をとめると心配なカルシウムや鉄分ですが、魚・卵・野菜・海藻などから十分に補えます。食物繊維は有害物質を体外へ排出する働き・腸の運動を活発にする働きなどがあります。
⑥摂りすぎ・減らし過ぎに十分注意!
肉類・乳製品・砂糖は極力摂らないほうがよいけれど、タンパク質・植物油は適量が必要。この量の目安についても本には書いてあります。
他にもポイントはいくつかあるのですが、書ききれないので、まずは特に重要だと思ったところだけ。具体的にどんな食材を使うべきか、まず取り組みたい調理方法・メニュー例についても本に載っていますので読んでみてください。
ステロイドについて
飛んでけ!会はもちろん、脱ステロイドだけではアトピーは治らないという考え方ですが、急な脱ステはかえって危険で、食事改善と共に減らしていく方法をすすめています。ステロイドの上手な使い方・減らしかたも本にて。
食事改善をすることは難しい?
さてさて、だだーっと書いてきましたが。
この会が提唱するオーバーフローモデルは、NPO法人日本綜合医学会に論文提出されていて、次のステップとして科学的立証へと進んでいます。
時間はかかるかもしれないですが、私はこれ、いつか標準治療になると思っています。実際よくなったこともありますし、本を読んでいて納得いくことが多すぎる。科学的立証の過程で、ここは違うな…とか出てくるかもしれませんが。でもほぼ確信できます。そして私のカンは当たる。笑
しかも何にもいらないんですよね~。高額なサプリとか、化粧水とか、抗アレルギーふとんとか。きっといつか、「食事で治ることがわかっちゃったから、アトピー市場なんてもう儲からないよ(´Д`)」ってことになると思います。
それはそうとして、正直、この飽食の時代に食事改善って難しいです。
とんでもなく分厚いステーキや生クリームたっぷりのパンケーキはもうずっと流行ってるし、コンビニに行けばハイクオリティなお菓子がずらり。甘い菓子パンもずらり。
私ほどに年を取って、かつ病気も経験したりすると、リスクをとってまでそういったものを食べたいとは思わなくなります。ときどきはお菓子食べますけどね。
でも子どもや若い子は違うんですよね。健康のためうんちゃらかんちゃらなんて考えないし、味の濃いものや甘いものは美味しく感じるし、みんな食べてたら食べたいし、刺激的だし。
小さいころに制限しすぎると、大人になってから爆発するとも言うし。。。でも、やっぱりベースとなる家庭食は、健康に、地味に、質素にいきたいなと思います。
まわりからの誘惑も、ハレの日・ケの日という考え方でうまくいく気がします。普段は飛んでけ食でも(ケ)、お友達と遊ぶときには好きなお菓子を食べたり、お誕生日はケーキを食べたり(ハレ)。
ただし・・・今は子どもが小さいから親がコントロールできているけど、大きくなってきたらそうはいかない。でも、そこからは自分自身で学んでいってほしいです。
たぶんですけど、特に息子は、中学生とか高校生になったら食べまくると思うんですよね。友達とコンビニの揚げ物を買い食いし、炭酸を飲み、カップラーメンをすする毎日!!そしてSNS!裏アカ!闇!(関係ない)
当然症状が出る前にやめてほしいし、注意すると思うけど・・・親の話など聞くわけないよね????
だから・・・頑張れ。シンプルに、気付け!!
これから世の中どうなる?
確かに美味しいものって溢れまくってるんですが、一方で断食とか、超小食といった考えも注目されてますよね。
健康に不具合があったときには「何かを食べて元気をつけて治す」んじゃなくて、「食べなくて(減らして)治す」!これまで栄養素を摂る発想は山のようにあっても減らす発想ってあまりなかったですが、これからは違ってくると思います。
そしたら色々やりやすいな~~~。制限されててカワイソー。自然派ママってキビシー。みたいな視線も減るだろうし。私も世の中が変わるのを待ってるだけじゃなくてこうやって発信しよう。
騙されたと思って
今、自分自身やお子さんのアトピーで悩んでいる人、ほんとに騙されたと思って飛んでけ!食やってほしいです。というか、やって。
飛んでけ!の会は、独自開発商品を売っているわけでもなく、安価なマニュアルのみで利益なんて全然なくてボランティアで成り立っているようなものなのですが(きっと)、互助会のようなネット交流会の場があります。
ここで悩みを投稿したり、食事改善の進め方について相談したりできます。アトピー患者はどんどん増えているといっても、意外に周りにいないもの。特に食事改善などはうまくいくまで不安だし孤独になりがちですが、同じ想いの人がサポートしてくれます。
あと、こんなスキンケアがよかったとか、どこどこの病院で飛んでけ!食に近い食養生やってるとか、給食の牛乳飲ませないために診断書はどうしてるとか、いろいろ役立つ情報も発信されています。飛んでけ!食始めたら、このネット交流会に参加したほうが絶対よいと思います。
さっき東京のオフ会って書きましたが(私は1回しか行ったことありませんが)、実際にオーバーフローモデルの話や体験談を聞けるのは貴重。これもぜひ参加してほしいです。
さいごに、ちょっと思うことを
0歳で発症した重度のアトピー。おかげで子ども時代は嫌な思い出のオンパレードだけど、息子の症状にいち早く気づいて、そして食事改善を始められたのも「薬使うだけじゃ治らない」ことが分かっていたから。
そう考えると、私がアトピーだったことにも意味があるのかなと思えます。
毎日痒くて眠れなくて、あちこち痛くて見た目もひどくて、体温調節できないから真夏も寒くて、掻き傷から変な汁が出てきて、夜中に救急で行った病院では皮膚が分厚くなりすぎて点滴の針が通らないと言われ、入院しても何も変わらなくて・・・と、不幸自慢じゃないですけど本当にさんざん苦しんできたので、自分がアトピーでよかったとまではどうしても思えないですが。(むしろ怒りさえ湧いてくる…)
まあ、子どもたちに還元できたことは確かかな。
アトピーなんか飛んでいけ!がもっと広まって、たくさんの人にがアトピーから解放されますように。そしてゆくゆく標準治療となりますように(いや、なる!!)。
微力ながら私も力添えしたいなっと思います。
アトピーなんか飛んでいけ!マニュアル
【家買った】フロアコーティングって必要?悩んだ末に我が家は
家を買いました。
仕事が忙しくてブログ更新をすっかりサボっていましたが、その合間に家を買いました(サラリ)。
まあローンを組んだのは夫なので、私が買ったというより夫が買ったというほうが正しいですかね。もっと正しく言えば、夫がとつぜん超絶多額の借金を背負ったということになりますかね。その勇気を称え、私も連帯保証人になったつもりで今後も頑張っていく所存です。
というわけで早速本題に。
特に新築住宅を購入した場合、フロアコーティングをやるべきか迷う方も多いと思います。結論から言いますと我が家はフロアコーティングをすることにしたのですが、その際に必要性・種類・値段など色々と調べましたのでまとめたいと思います。よかったら参考になさってください!
フロアコーティングって必要?
さっそくフロアコーティングが必要かどうかという話になりますが。
絶対必要!!ではないと思います。
そもそも絶対必要であれば、イマドキの高性能住宅なら初めからついているはずですしね。
私的には、フロアコーティングが必要か否かは気持ちによるんじゃないかと思います。
と言いますのも。我が家には2歳の息子と5歳の娘がいますが、まあ~やんちゃです。モノは落とすわお茶はこぼすわ、下の子はトイトレ中なのでおしっこ漏らすわ。
粘土をやらせれば粘土板の上で大人しくコネコネするわけもなく、最終的に床の上で練ったうえに踏みつけてフローリングにこびりついたり隙間に入って取れなくなったり。
こんなことが日常茶飯事です。
でも、フローリングってどうせ経年劣化するものだし、それも味になるし、いつか張り替えればいいし、とおおらかに構えていられるのであれば、コーティングなどしなくても全然良いのだと思います。
私はというと、おおらかにいられません。新居の床に油性のマジックで落書きされた日には「どらーーーーーっ!!!」とご近所から通報が入る勢いでキレてしまうと思います。
私がフロアコーティングっていいなあと思った理由は、傷や落書きをあまり気にしなくてよくなる=心理的な安心が得られる点でした。
一方で小さい子がいなかったりご夫婦だけのお住まいだったりすると、何年経っても綺麗だったりするみたいです。だからライフスタイルにもよるのだと思います。
あと、うちは一応この家に住み続けるつもりで買いましたが、人生何があるかわかりません。例えば10年後、仕事がうまくいかなくなってローンが払えなくなったり、海外に移住する可能性もゼロではありません。(前者の方がリアルに感じられるのがツライ)
それでもし売却するとなったときに、当然綺麗な家のほうが高く売れますよね。
これも結局は保険=心理的な安心を得る、ということなんだと思います。
次に情報の1つとしてフロアコーティングのメリット・デメリットを挙げますが、結局は気持ち次第、になると思います。
フロアコーティングのメリット・デメリット
まずはメリットから。
メリット1:掃除が簡単
フロアコーティングはフローリングの上に強靭なコーティングを施します。汚れても水拭きで簡単にお手入れ可能。また施工した床はツヤが保たれるので、ワックスがけの必要もありません。
メリット2:滑りにくくなる
コーティングの種類によって程度は異なりますが、滑りにくくなるので子どもや高齢者の転倒防止、ペットの負担軽減になります。フロアコーティングのショールームに子どもを連れて行ったのですが、未施工の個所で思いっきりステーン!と転びました。
メリット3:傷がつきにくい
これもコーティングの種類によって程度は異なりますが、特にガラスコーティングは傷がつきにくいです。ショールームで「コーティングしたサンプルフローリングに10円玉でゴリゴリやって傷をつける」という茶番実験があったのですが、ガラスコーティングしたものにはほぼ傷がつきませんでした。いくらうちの子どもたちでも、硬貨のように固いものでしつこく床をゴリゴリしないと思うので、この点はかなり安心です。
メリット4:飲みこぼしや粗相も安心
これは私的に非常にポイント高いのですが。飲みこぼしやオシッコも(同列にしていいのか?)サッと拭いてキレイにできます!!子どももそうですが、私もそこそこの頻度でコーヒーこぼしたりするので。
メリット5:日焼け防止
日焼け防止効果もあり!そういえば実家のフローリングは日焼けしているな~。
こんな感じですかね。次にデメリット。
デメリット:結構高い
そのままです。家を買うとプラスで色々な出費があるので、さらにプラス20万とか30万とか言われると「ぐう・・・」となります。我が家も値段と要相談でしたが、不動産から紹介された業者より、自分たちで探した業者のほうがずっと安く済みました。「我が家の施工例」で具体的に金額公開します。
デメリット(?):数十年後の情報が少ない
他のデメリットは・・・今のところあまり見つかりません。ただし、フロアコーティングって比較的最近人気が出てきたサービスということもあり、20年後、30年後どうなったかという情報がほぼないんですよね。それがデメリットと言えばデメリットなのかもしれません。「施工してそんなに経ってないのに剥がれてきた」というのはネット検索しているとたまに見かけますが。優良な業者さんはしっかりした保証つけています。
フロアコーティングの種類
シリコンコーティングの種類は色々ありますが、主流なのは下記3つ。
・シリコンコーティング
・UVコーティング
・ガラスコーティング
先ほども言ったように我が家はガラスコーティング。では、それぞれの特徴を解説していきます!
※我が家が依頼した業者さんの情報がベースなので、業者によって多少違いはあるかもしれません。
シリコンコーティング
シリコンは、天然に存在する硅石・珪砂と酸素が化学結合したもの。コンタクトレンズの素材としても使われる安全性の高い素材です。
汚れにくさ:汚れに強く、高耐薬なので油性マジックの落書きも除光液など使って簡単に落とせます。
傷のつきにくさ:耐傷性・耐衝撃性はあるものの、さっき書いたような10円玉でゴリゴリ系の傷がつくと削れて跡が残り、光の当たり方によって目立ってしまうことが。
滑りにくさ:柔軟性があって滑りにくいです。ペットの足腰の負担を軽減や、高齢者の転倒防止におすすめ!
光沢:あり。光沢ある床になります。好みが分かれるところ。
価格:やや高価。UVコーティングよりは値段を抑えられます。
UVコーティング
紫外線で硬化する樹脂を使ったもの。フローリングに塗布したあと、紫外線をあてて硬化させます。ジェルネイルをUVライトで固めるイメージです!安全性は高く、シリコンコーティングの滑りにくさ・ガラスコーティングの耐傷性を兼ね備えているのが特徴。
汚れのつきにくさ:こちらも汚れに強く、台所用漂白剤・キッチン用アルコール・除光液などの耐薬性ではナンバーワン。
傷のつきにくさ:傷・衝撃に強い。10円玉でゴリゴリでは多少削れてしまうが、シリコンコーティングより目立たない。
滑りにくさ:シリコンコーティングほどではないが滑りにくく、子ども・ペット・お年寄りに安心。
光沢:あり。高級感あるツヤツヤの光沢。これも好みが分かれるところ。
価格:高価。だが、耐用年数も長い。うちが依頼した業者は30年保証。
ガラスコーティング
フローリングに強固なガラス塗膜を形成するコーティング。材料は無機質の液体ガラスなのでペットや子どもが舐めても安全。
汚れのつきにくさ:こちらも高耐薬。油性マジックの落書き余裕です。
傷のつきにくさ:硬度が高くて、とにかく擦り傷に強い!よっぽど強い衝撃を受けたらひび割れすることもあるそうですが、10円玉ゴリゴリでも変化ナシでした。
滑りにくさ:シリコンやUVに比べると滑りやすい。未施工よりは滑りにくい。
光沢:控えめでマットな質感。自然な雰囲気が好きな方向き。
価格:やや高価。ただし我が家が頼んだ業者では2つのランクがあって、かなり値段違いました。(うちは安いほうにした)
他に、従来からある「ウレタンコーティング」は比較的安価ではありますが、密着性が低く耐用年数が短い(5年程度)こと、耐薬もいまひとつ、ということであまりおすすめはできません。
我が家の施工価格
うちは結局ガラスコーティングにしたのですが、理由は、やっぱり傷への強さ!ショールームに訪れたときにも、子どもたちはキッズスペースにあったおもちゃをガンガン床に落としていたもので(´_ゝ`)
慌てましたが、営業さんは「大丈夫ですよ・・・コーティングしてるので」とニヤリ。これがコーティングによる余裕なのか・・・!と感動し、まんまと申し込みましたとさ。
あとツヤッツヤの床もあまり好きじゃなかったので、ちょうど良かったです。
で、気になる価格についてですが、下記のとおりでした。
施工範囲:和室や収納などを除いたフローリング部分64㎡プラス階段・廊下
金額:17万4千円(税込)
保証:20年
これ、けっこうな衝撃でした。安くて。
うちは分譲戸建て住宅を購入したのですが、不動産屋と提携している内装業者が「カーテンレールどうします?うちフロアコーティングもやってるんで、一度に全部できちゃうんですけど~」という感じで来るんですよね。
で、費用目安を聞いてみると、同じ範囲で30万くらい!!
一番気になるリビングや階段だけやる方法もあると言われましたが、それでも20万オーバー。
おいおい~全然値段違うぞい!
ただ、この提携業者のコーティングの種類とかは聞いてなくて、うちが依頼した業者さんもランクの高いガラスコーティング(35年保証)は約30万だったのですけどね。我が家は予算的に30万は厳しかったので、17万でできるという選択肢があって良かったです。
見積りをとってみて!
こんなこともあるので、不動産の提携業者にそのままお願いするのも良いですが、少しでも費用を抑えたいのであれば他の業者でも見積りとってみることをオススメします。
ちなみに、提携業者のほうにお断りをしたら、値段交渉も可能とのことだったのですが、17万と言ったら「それは安いですねえ・・・」と。素直か!笑
あとうちは大規模分譲なのですが、他の家はその提携業者で30万くらいかけてコーティングやっているので、うちだけ大幅に安くするのは無理だったみたいです。
参考までに、我が家が依頼した業者はグッドライフというところです。
横浜が拠点で、ショールームは横浜のほか八王子・福岡・大阪。施工は全国対応です。
フロアコーティング専門の業者で、比較サイトでも1位になってたりするので安心してよいと思います。あ、回し者じゃないですよ・・・。紹介しても私には何の得もないです。笑
実は、まだ 。
結果、フロアコーティングやってよかったかどうかなのですが、実はまだコーティングしてないんですよね。引き渡しがまだなので。
来週引き渡しと同時に施工してもらうので、仕上がりの様子や写真など追記したいと思います。
というか申し込んだあとに気付いたのですが、施工日はまだクーラーがついてないんですよね(>_<)この酷暑の中、蒸し風呂のような屋内で作業とか申し訳なさすぎる・・・
凍らせたお茶とか差し入れようかな。
それでは、また。
HSPが子育てするということ。母親は「タフ」でないといけない?
HSPの在宅ワーカーみずにゃんです。
私には5歳娘と2歳の息子がいます。自分がHSPだと知ったのはつい最近のことなので、「HSPのわたしに、子育てできるだろうか」といったことは思わずに産みました。
・・・が、もし自分がHSPだと知っていたら?
非HSPよりも多くの休憩が必要で、大きな声やマルチタスクが無理な気質なんだと分かっていたら、もしかすると子育てなんて無理かもしれない!と思っていたかもしれません。
- HSPの私に子育て、できる?
- HSPの子育て、実際はどう?
- 子育てにはHSPに苦手なものがたくさん?
- 子だくさんには、なれそうにない
- HSPの子育てはリスクあり?
- できるだけ無理をしない環境、が理想
- さいごに
HSPの私に子育て、できる?
情報化社会のおかげで、「自分はHSPだ」と若いうちに知る人も増えてくると思います。それはとても良いことだと思います。
でも、その事実だけを知った場合。つまり自分がHSPだということを分かっただけで、「その気質との付き合い方」や「HSPならではの困難への対処法」を知らない場合。
HSPの自分に子育てなんてできるわけないっ!と考える人もいるのではないかな?と思いました。そこで今回はバリバリHSPの私が子育ての本音を書いてみたいと思います。
HSPの子育て、実際はどう?
もし、育児が向いているか向いていないかという問いに答えるとしたら・・・
向いてないと思う
です。
まず娘の出産後も息子の出産後も、産後うつになりました。これはホルモンが大いに関係していると思いますが、HSP気質も拍車をかけたと思います。特に1人目である娘が生まれたときの衝撃といったらなかったです。
「このとても弱々しい生き物を死なせないこと」という大仕事に対して、恐怖に飲み込まれそうになりました。というか飲み込まれてた完全に。
2人目は多少大丈夫かなと思っていましたが、まったく大丈夫じゃなかったです。笑
デ、デジャヴ・・・って感じでした。
2回とも心療内科のお世話になりました。
子育てにはHSPに苦手なものがたくさん?
子育ては、HSPの多くが苦手としているマルチタスクが求められる場面が多々あります。というのも、子どもは着替え1つとってもえらく時間がかかる生き物であり、育児と同時に家事や雑務をこなしていかないと何もできずに1日が終わってしまうためです。(何もできない日があってもよいんですが、家事ってどうしても発生する)
2人以上になるとあっちからもこっちからも「おかーさん!」と声がかかる。1人に集中すると1人が拗ねるため同時にケア→爆発しそうになる。
あと休息の時間をとるのが難しいです。特に赤ちゃん期はかかりきりで、夜も授乳や夜泣きで起こされる・・・。HSPに特に必要な「静かな1人の時間」がありません。
そしてささいなことでもすぐ動揺する私にとって一番きついのが子供の体調不良やケガ。熱がなかなか下がらないとか、どっかにぶつけて口を切って血がドバーとか。もちろんHSPに限らず動揺すると思いますが、その度合いが激しいと自分でも感じます。
子だくさんには、なれそうにない
ゆえに、私は子だくさんにはなれないと思います。
HSPの人もそれぞれなので、子だくさんのHSPの方だってもちろんいるでしょう。でも私には無理そうです。
今でさえ子どもたちの体調不良にいちいち大げさに動揺してしまうので、それが3人分4人分とかなったら神経が持ちそうにありません。3人以上のお世話をするのもキャパオーバーになると予想されます。
保育園や知り合いに子だくさんの人いますが、やっぱりタフで強いです。良い意味で細かいことなんて気にしない。
もちろん、それぞれ大変さや悩みを抱えていることは言うまでもありません。でも子だくさんは肝っ玉母さんじゃないとやっていけないと思います。
私は人口の20%と言われるHSPのうち、さらに30%のHSP/HSS気質(外向型で、繊細な反面刺激も強く求める)です。そしてHSP/HSS気質の特徴としてよくあるように、人に囲まれていたり新しい人と出会うことを好みます。
だからか分かりませんが、私は「家にたくさん人がいる」ということ、その賑やかさや色々な個性を間近で感じられることにとても惹かれます。
なので本当のところは、子どもは3人4人が理想。ただし自分の性質・性格、あと体調的なことと相談すると・・・今が限界かなと思います。
HSPの子育てはリスクあり?
とここまで書いていくと、やっぱりHSPが子育てって相当な覚悟がいるのでは?と思ってしまうかもしれません。
正直、工夫次第でどうにでもなる!と言えないことも多いです。
でも総合的に、子育ては楽しいです。単純に可愛いというのももちろんあるのですが、小さな生命のきらきら感や想像力は、ともに過ごすこちらの感性を大いに刺激します。
さらに特にこちらが何もしていなくても面白いことをどんどん持ち込んできてくれます。HSPの「感性」という観点からみると、子育てはかなり面白い部類に入ると思うのです。
またHSPは共感力が高いので子どもの繊細な気持ちに寄り添うことができる。これも子育てにおいては非常に大切で素晴らしいことです。私はHSPにしては共感力低めなので、できているか微妙なところだけど・・・。
もうひとつ、HSPの特徴として「想像力が豊かで色々なアイディアを思いつく」というのがありますが、それは子どもとの遊びにおいても発揮されます。
こんなことをしたら面白いんじゃない?!というアイディアがたくさん思いつくし、それを子どもと同じ目線で楽しむことができます。これはメリット以外の何ものでもないです。
こんなわけで、HSPだからこそ一層キツイこともありますが、HSPだからこそ一層楽しめることもあるんです。
というわけで肝っ玉母ちゃん的な「タフ度」でみると非常に残念なHSPですが、よいところもあるよ、ということが伝われば嬉しいです。
ちなみに非HSPでもHSPでも同じだと思いますが、育児に慣れるにつれて、つまり経験値が上がるにつれて肝っ玉母ちゃん度は自然と上がります^^こんな私でも多少はそうです。
できるだけ無理をしない環境、が理想
ただし、HSPのよさを感じられるのも心に余裕があってこそ。
夫がまったく育児にかかわらなくて実家も遠く(あるいは頼れない)、友人もいないところで育てていく・・・といった環境では、非HSPでもそうなるように、いっぱいいっぱいになってしまうかもしれません。
可能であれば、親でも親戚でも友人でも、頼れる人が近くにいるところで子育てするのが理想です。
夫にはHSPのことをよく理解してもらったうえで、できるだけ育児にかかわってもらう。一時保育や地域のファミリーサポートも利用する。
仕事もするなら、決して詰め込みすぎない。(これは自分自身にも言い聞かせております・・・)
できるだけ神経をすり減らさない環境をつくりたいですね。人には本っっ当に頼ってよい、否、頼る「べき」だと思います。
休息の時間がとれないことについては、瞑想などのマインドフルネスがいいんじゃないかな?と思い始めたので取り入れてみた結果をまた追記でもできればと思います。
さいごに
さっきも書きましたが、子どもは単純に、文句なしにかわいいです。
子育ては一筋縄ではいかないし、何より仕事が苦しいので、今は「楽しさ」が埋もれがち状態ですが、これからもっと自分の生きやすさについて模索して、もっと楽しく子育てしていきたいと思います。
そしてそれを何かしらの形で同じHSPの人に還元できたらと思います。
がんばるぞ!!
《おわり》
HSP気質、つらい。でも人生は投げ出せない。投げ出さない。
こんばんは★HSPの在宅ワーカーみずにゃんです。
いきなりですが、つらいです。ほんといきなりw
最近HSPがネットで話題になることも多いですが、私も今年に入ってから自分はHSP気質だということを知って、色々なよいことがありました。
その1つが、「もっとタフじゃなきゃこの先生き残れない」とか「細かいことを気にしてたら大成できない」などなど、強くないと人としてダメなんだという思い込みがあまりなくなったことです。
HSPだと分かって気持ちは楽になったけど・・・。
それによって、こんなふうに思えるようにもなりました。
・また小さなことで動揺してしまったけどしょうがない。そう生まれたから。
・適当ができなくて細かいことまで詰めないと気が済まない。でもそれが自分。
・・・なんですけど。
自分がHSPだということも基本的に受け入れているし、この気質が大嫌いとかそんな気持ちも全然ないのですが、結局HSPが心穏やかに過ごすには、自分の気質に合った環境・生き方を見つけてそこに身を置くことだと思います。
つまり自分がHSPだということを知りそれを受け入れていることが第一ステップだとしたら、自分に合った生き方を見つけることが第二ステップとなるのですが、第二ステップむずかし~~~~めちゃくちゃむずかし~~~~
自分がHSPだと知っている人の多くは、この第二ステップをどうするかに奮闘されているのではないでしょうか。
「どうしよう」から抜け出せない
私の場合は、HSPだと分かったものの特に環境を変えたわけではないので、単に自分の心の中でいろいろ言い聞かせているという状況です。
私は在宅ワーカーで子供がいますが、主にストレスになってしまうのは育児ではなく仕事です。なので変えるとしたら仕事なのですが、
どんな仕事が合っているのだろうか・・・いや、今の職場でもっとやりやすい環境を作り出すべきなのか?
と、ずーっと悶々としています。
仕事の内容にはやりがいを感じています。しかし、とにかく急ぎでやらなくてはならないという状況が多くて、かつスケジュール管理を一手に担っている(自分が遅れたら、皆の作業がストップする)ことがものすごくストレスになっています。
そしてこの「急ぎでやらなくてはならない状況」というのは今のところ私には変えることができない類のものです。
急がなきゃいけないのに大雑把にできない。でもスケジュールを崩したら申し訳ない。
↓
めちゃくちゃ集中力を高めて時間内にやり切るしかない。
↓
終わったころには燃え尽きている。焦りすぎて胃が気持ち悪い。
このループ。。
もともと疲れやすいのにマックスで神経を使っているので、睡眠をものすごく必要としています。でも7時間寝たって8時間寝たって全然疲れは取れません。
たぶんこの状況では、
急ぎだから多少未完成でもOKとしよう
↓
スケジュールが崩れても組みなおせばいいし!
こういったことが出来る人が良いんだろうな・・・と思います。
あ・・・こう書いていたら、やめたほうがよいのかなと思い始めた(笑)
世の中仕事はたくさんあるし、私が辞めたって会社が困るのは一瞬だけだと思います。
だから嫌ならやめればっていう話なんだけど・・・。
先ほども書いたように仕事自体は面白いし、人にも恵まれているし、評価もしてくれるし、時給も上がったし・・・他の仕事をして一層ストレスがかかる可能性もあるし。
と、ぐるぐる思考が巡って踏み出せない!!
ただ、ストレスだらけで続けていくのは絶対に人生もったいない。これは間違いない。
そして娘が来年小学校に上がるけど、同じ保育園の子はおらず友達ゼロスタートなので、精神的にサポートできる状態でありたい。つまりこっちの精神状態も安定していたい。
仕事をしないという選択肢はいまのところないので、自分にはどんな仕事が向いているのか、ストレスフルにならない生き方はどんな生き方なのか、模索に模索を重ねているところです。
はーーーーーどうしよう!!!!
限界超えるまえの「疲れのサイン」
みなさんは疲れのサインってありませんか?ここ越えたら限界くる・・・みたいな。
私は疲れのサインとして、音楽を聴きたくなくなる・無気力になる現象がありますが、最近ばっちりこれらが起こっています。
そしてエレイン・アーロン博士著のHSP本「ささいなことにもすぐ動揺してしまうあなたへ」にある、「無理のしすぎ」or「ひきこもり」チェックリストでは無理のしすぎ度満点\(^o^)/
これを放置しているとロクなことがないのは経験上わかっているので早めに対処せねばなりません。
この「経験上わかっている」は大人の強みかもしれませんね。何度も何度も無理をしてダメになるという経験をしているので、その前に対処するというのはさすがに学びました。みなさんも無理しすぎたらダメですよ。
無理してもなーーーんもいいことないです。特にHSPのような気質は。
私も本格的に鬱々してくると「あーやっぱり自分はダメだどこに行ってもストレスでしんどくなるから今後もきっとそう」みたいな負のオーラ大爆発思考になって対処法を考えることすらできなくなるから気をつけなくては・・・。
そんなわけでなんのプラスにもならない情報でしたが、同じような状況の人がいたら一緒に頑張りたいなあと思います。
では、またです。
子どもの「考える力」を伸ばすためにできることは?ついつい親がやりがちなNG行動
こんばんは★
我が家には5歳の娘がいます。彼女は前髪を伸ばしていて毎朝編み込みをしてオデコを出すスタイルのが定番なのですが・・・
先日、お風呂に入る際に編み込みをほどこうとしたら絡まって取れなくなってしまったらしいんです。
私は先に息子とお風呂に入っていたので全くその状況を把握していなかったのですが。娘、考えた結果、髪をハサミで切る。
私に「取れなかったから切ったわ」と報告にきたその手には、しっかりと髪の毛が握られていました。
えええーーせっかく前髪伸ばしてたのにーーー(私の意向で)
オデコ出すの似合うのにーーー(私の好み)
と、私的にはガックシな出来事でした。「あっそう・・・」としか言えなかった。
しかしこの話を2人の子アリ友達にしたところ、2人とも「考える力があって良い!!」と褒めてくれたのです。
ま、まじか!!
・・・まあでもよく考えてみたら私に助けを求めるでもなく、取れないわ~どうしよっかな~と考えた結果のバッサリカットであるなら褒めるに値するかもしれないと思い、取って付けたように「この間の件はスバラシかったね」と言っておきました。
人間は考える葦である
でも自分で考えて行動する力ってすごく大事ですよね。考えるということは主体的に生きると同義ですから。
よく、これからの時代は言われたことが出来るだけじゃダメだ!とか、考えない奴は機械に仕事とられる!とか「社会人として困るぞ」ベースで言われますが、それ以前に人生の豊かさが全然違ってくると思います。あと想像力あふれる豊かな子供時代を過ごせるかどうかも。
考える力がないまま育つと、何となく周りに流されて生きてきましたァ~ってなことになるんだろうな。
しかも何かあったときには「こうやって育てられてきたから思考力がつかなかったんだ・・・」みたいな責任転嫁をするんだろうな。はい、分かります。私がそういう傾向あったので(残念)。
そんなわけで、子供にはぜひとも考える力をつけてほしいところなのですが、子供にこう言われたときはこう返すべし!とか、○○メソッドに基づいてやらなきゃいけない、とか思うと一気にハードルが高くなりますよね。忙しくてそんなことできないし。
なので逆に、やらないべきことを意識したほうが簡単です。何かを始めるのではなくやめるので、とっつきやすいし断捨離的気持ち良さがあります。
子どもの思考力を伸ばすために「やらない」べきこと
では何をやらないべきかというと・・・
ズバリ
手をかけすぎること
です。
私も意識しないとついついやってしまうのですが、手をかけすぎることで思考力は奪われます。
園や学校で不自由しないようにあれもこれもと準備してあげるとか、気候にあった着替えを毎朝キチンと用意するとか、細かいことを言えば、汗をかいてたらすぐ拭いてあげる・鼻が垂れてたらすぐ拭いてあげるといったことも。
もちろん喋れないうちは気にかけてあげないといけませんが、年少さんにもなれば自分で服を選んで着ればいいし(ただし季節感とか大いに失敗するw)、汗かいて気持ち悪かったらタオルちょうだいと言えばいいと思うんですよね。
何でもやってあげると、人は自分で考えることをサボりはじめます。果ては考えろと言われても考え方すらわからないという恐ろしいことに。
たいそうなことを考えさせる必要はないです。日常の小さなことを考えてもらうんです。しかも最終的には親にとってもそっちのほうが楽。
あとは、失敗すると分かっていることも見逃す・見ないふりをすることも大事です。
例えば子どもが「この紙を切ってハートの形を作りたい!」と意気込んでハサミを入れ始めたとします。その様子を親が見てると、
ああぁ~~ここ切っちゃったら失敗する!絶対失敗する!それで癇癪起こす!!
という感じでパターンが読めるときがあるんですよね。だから、失敗しないように「こっちを切ったほうがいいよ」とアドバイスしてあげたくなっちゃうんです。
これもグッと我慢。
教えてあげて失敗せずにできたら、子どもはうまくできた~!と満足して喜ぶかもしれないけど、結局自分の力でできるようになっていないし、「失敗してしまった」「悔しい」「じゃあどうすればいい?どうしたらうまくいく?」を考えられないんですよね。
すごく勿体ないんです。
かくいう私もこのアドバイスという名の余計な口出しをやりがちなので気をつけたいところです。
危ないこと以外は、子どもが助けを求めるまで見守って考える力を伸ばす!
以上「やらない力」のススメでした。
子どものプライド
私は記憶力にはかなりの自信があるのですが、どういうわけか子どもの園の持ち物なんかをすぐに忘れてしまうんですよね~。仕事のほうに記憶容量をめいっぱい使ってしまっているからでは?わたし仕事やめたほうがいいかな?と都合のよい分析しているのですが。
こんな調子なのでいつも当日の朝や園についてからハッとする・・・そんなことを続けていたら逆に娘がしっかりし始めました(笑)
こいつには任せておけないと思っているんでしょうね。。
それで娘は積極的に自分の支度をやっているんですが、この間保育園に送った朝のこと。
娘がハンカチを忘れたことに気付いて落ち込んでいて、先生もどうしたのかな?という顔をされていたので、私が「ハンカチ忘れて落ち込んでるみたいですぅ~」と言ったら、娘めちゃめちゃ怒りました。
ハンカチ忘れて落ち込んでるなんて、カッコ悪くて知られたくなかったみたいです(汗)
「早く行って!!」と教室を追い出され、帰りも「ああいうことは先生に言わなくていい」と釘をさされました。
5歳でもしっかりプライドがあるんですよね。“私の子ども”ではなく、1人の人間として扱わなければいけないと思うとともに、自分が若者の繊細な気持ちが分からないオバサンになってしまった気がしました(T_T)
最後に
最近2歳の息子が、大人の手助けを拒否するときに「自分っ!自分っっ!!!」と言うのですが、娘もこの月齢のころまったく同じだったことを思い出しました。
娘の場合は「自分でっ!自分でっっ!!」でしたがw
人はたぶん本来、自分の力でいろいろなことをやりたいと思う生き物なんですよね。
きっと特別なことをしなくても、手助けは最小限にしてちゃんと見守ってあげることでグングン自立していくものなのかなぁと思います。
《おわり》