【HSP】超敏感な人がキレると止まらない!どうしようもない「怒り」の原因とは
今さらながら、明けましておめでとうございます!
いい加減サボりっぱなしのブログを再開したいと思います(>_<)サボり続けているのに一定数のアクセスはあって、有難い限りです。
ブログには色んなことをごちゃごちゃ書いていますが、やっぱりアクセスが多いのは、断トツでHSPの記事です。
↑中でも多く読んでいただいているのがコチラ。
HSP=Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)つまり、とっても敏感な人。感受性が強すぎる人のことです。
HSPは、非HSPの人が気にも留めないような些細なことからも刺激を受けすぎてしまい、すごく疲れたり、生きづらいと感じていることが多いです。
そこで、「最近、HSPとしてどうよ?」という近況的な記事を書かせていただこうと思うのですが・・・。
結論から言うと、最悪です。
最も悪いと書いて、最悪ですw
怒りが止まらない!
ええ~っ。上の記事ではあんなに“生き方見つけた”風に書いてたのにw
で、何が最悪なのかと言うと、ワタクシかねてよりの課題の「怒りのコントロール」です。
人からは、HSPにありがちな「優しい」「温厚」「怒らなそう」^^というイメージを持たれる私ですが、ちゃんちゃらおかしい実際はとんでもない地雷原。
でも、他人の目を気にするから外ではあんまり怒らない。(これもHSPありがち・・・)というか、何故か外であまりイライラしたり怒りがこみ上げることってないんですよね。まあ在宅ワークで外に出てないから、というのも1つあるかもしれませんが。
というわけで、怒りがこみ上げるのって、家族に対してとか家の中でなんです。
というか、子ども。
私は「こうしたい」と感じたことを、「どうしても今やりたい」という欲求が強いです。林先生言うところの、「今でしょ!!」(違う)
いや、人は基本的にそういう欲求を持っているのだと思いますが、私は「今」できないと分かった時の気持ちの切り替えが壊滅的にうまくないんです。
でも、子どもはことごとく人(親)の作業を中断する生き物です。我が家には6歳・2歳の子どもがいますが、グズリ、遊びへの誘い、転んで泣いた、姉弟と喧嘩をした、コップを倒した、おしっこを漏らしたetc...
ホントに手を変え品を変え、家事や作業を中断しにかかってくるんですよね。天才かよ。
そのたびに、
洗い物を終わらせたいのに…
洗濯干すのが途中なのに…
ここまで掃除機をかけたいのに…
料理をし始めたのに…
と「イライラっ」となるのですが、でもホントはそんなのしょうがないんです。
子どもはそういうものだし、親にアレコレ頼ってきたり話しかけてきたりするのなんて小さいうちだけだし、よく「子育て中の家事なんて適当でいい」「完璧でなくていい」と言いますが。
分かってるんだよ!完璧じゃなくていいし、家が汚れてたって別にいいなんて、分かってるんだよーーー!!!
メラメラ・・・。
完璧でいたいと思っているわけではないけど、とにかく気持ち悪いんです。これをやろう!と思っていたことが最後までできないのが、気持ち悪くて許せない。
そして、1つの負の気持ちから、あらゆることが嫌になってしまう。
例えば「洗い物が終わってないのに…」という1つの苛立ちをキッカケに、
あ!まだお風呂も洗ってなかった
あ!レンジ回りも掃除しないと
あ!図書館に本を返しにいかなきゃ
あ!あの仕事の問題を解決しなきゃ
あ!確定申告が控えてるんだった
と連想ゲームのように、やらなくちゃいけない(と思ってる)ことが次々と脳裏に湧いてきて
アレもコレも!ああ何でこんなにやることがあるの?イライラする!!
となってしまうんです。
冷静になれば1つ1つは大したことではなくて、しかもすべて一度にやれと言われているわけじゃないし、粛々と順にこなせばいいんです。
でも怒りモードに入っていると冷静に考えられなくて、
「あーもう!なんでこんな忙しいのに色々言うの!?やること増やすの!?キー!!」と子どもに当たって怒鳴ってしまいます。しかも、これも1回怒り出すとなかなかセーブできない。最悪ですね。
「夕飯作ってる時間は仲良く遊んでてほしいのに!」「前もこんなことあった!」「なんでいつもうまくいかないの!!」と、言ったところでどうしようもないことをクドクド。←「アナタのせいで」とだけは言わないようギリギリのところで死守w(ここまで言ったら同じか・・・)
こんな状態でも、頭のどこかにいる冷静な自分から「よく次々と口から出てくるよな~絶対子どもによくないし、あとで後悔するぞ~バカだな~」というツッコミも入ってはいるんですが。。
子どもにとって、「親の機嫌が良いこと」は何より大事だし、ましてやキレやすいなんて悪影響でしかないということは重々承知しています。でも気持ちがついていかない(T_T)
でも、HSP=キレやすいということではない
そうなんです、別にHSPだからキレやすいということではないんですよ。
だから、これはHSPとは関係のない、「私が克服しなくてはならない性質」だと思っていたんです。
でも、フトHSPの本を読み返していたら、特徴に「怒りが爆発するとコントロールできない」というのがあったんですよね。敏感すぎて生きづらい人の 明日からラクになれる本
あと、HSPのことを書いたブログにも、怒りについてというテーマが結構登場していました。
本の内容を引用しながらになりますが、怒りというのは第二次感情で、「苦しい・悲しい・つらい・寂しい・くやしい・不安だ・できない」などの第一次感情が裏に潜んでいるそうです。
うん、それは分かります。私だったら「やりたいことをやれなくて、くやしい、苦しい」という感情が怒りのもとになっているんですよね。
また、怒りの背景に隠れているのが「すべき思考」。つまり、自分の中に「こうあるべき」考えがあり、そうならないから「怒る」ということ。
うーん。私、別に「完璧であるべき」なんて思ってないんだけどな・・・と思いましたが、考えていくうちにこの「すべき思考」はもっと深いところにあるものだと気づきました。
私の場合はたぶん、「他人から嫌われないような自分であるべき」という「すべき思考」なんだなと。
例えば
・朝は早く準備をして子どもたちを園に送って行かないと仕事に遅れる
→仕事に遅れたら、できない奴と思われる(他人である誰かに)
・早く夕飯を作らないと子どもを寝かせる時間が遅くなる
→子どもを夜更かしさせているなんて、ダメな親だと思われる(他人である誰かに)
・家事を中途半端にする
→家が汚くてだらしないと思われる(他人である誰かに)
こういったことです。
人から嫌われるような自分になってしまう!という焦り→怒りが生まれる→嫌われないようにしようとしている自分を妨げる子どもに矛先
なのかなと。
・・・よく考えたら、別に他人にどう思われようといいはずなのに( 一一)しかも、人は自分が思うほど自分のことなんて気にしてないはずなのに。
私の母は私が幼少期かなりのキレキャラだったので、母の怒りについてはかなり敏感でした。間違ったことをすると怒られるとか、そういったものが根底にあるのかもしれません。
あとは今となったらHSPあるあるなのですが、人の輪に入っていけないとか、みんなが楽しそうにしている話題に乗っかれないとか、「なんか人と違う」と感じていたからこそ、はみ出ないように=嫌われないように「すべき」、というのはずっと人生のベースにあったような気がします。
怒りによる暴走を記録する?
そういった「すべき思考」をスグに手放すのは難しいかもしれませんが、怒りの感情がガッと湧いてきたときに、
ここで家事を中断したら自分は人に嫌われるのか?ダメな奴だと言われるのか?そもそもそんな他人の評価を「今」重視しなくてはいけないのか?
という自問自答をしてみようと思います。
アンガーマネジメント(怒りの感情をコントロールする手法)の基本に、6秒ルールというのがあります。
突発的な怒りのピークを維持できるのはたったの6秒だから、この6秒をやり過ごせば落ち着いてくるというものです。特に子どもが泣き叫んでいたりする場合、6秒たっても怒りの原因がなくならないから無理じゃ~!と思っていましたが、怒りの原因が「嫌われないようにすべき思考」だとしたら、いけるかもしれません。
(1)まず、6秒間は頭を真っ白にする。現在起きていることと別のところに意識を飛ばす。
(2)その後、先ほどの自問自答(ここで○○を中断したら自分は人に嫌われるのか?)をしてみる。
これを実践してみたいと思います。
あとこれもアンガーマネジメントの手法で、「アンガーログ」というのがあって。怒りを感じた際に、いつ・どこで・何に対して・どうして・どのくらい怒ったかを記録しておくというものです。
怒りの記録をつけていくことで、自分がどんな場面でキレやすいのか傾向が分かり、対策ができるというわけです。これも、できればやってみようかな。
というわけで、こんなに長く書いて「実践してみようかな」で終わるのもなんですが、HSPで同じような怒りに悩まされている人もいるのかなと思って(後は自分が吐き出したいので)書いてみました。
これ、効果あるか報告したいと思います!!