みずメモ! HSPで在宅ワーカーな主婦のブログ

30代主婦・子ども2人。完全なるHSP(highly sensitive person)。仕事はSEOライター兼自信のないWEBディレクター。自然派になりたい中途半端ママ。子育てやHSPのことを中心に、おすすめグッズ・本のレビューまであらゆるお役立ち情報を発信していきたいと思います!

HSP診断テストをしてみよう!些細なことで疲れやすくて悩んでいる人へ

おこんばんは★

最近HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)に関することをもっと知りたいなあと思って調べていたんですが、結構いろいろ本が出てるんですよね。

HSPの人だったら、読むと「あるある~!」ってことの連発だと思うのでぜひ1冊は手に取ってみてほしいな~と思うのですが、その前にまずネットで検索してみる人も多いと思います。

そこで今回は、

・もしかして自分ってHSPかも?
・細かいことがいちいち気になって疲れ果ててしまう
・繊細と言われるけどそんなの全然褒め言葉じゃない
・不安が強く、慎重すぎて行動力がないと思う

こんな人にむけてHSPの診断テストを紹介します。生きづらい・疲れやすい・人の顔色ばっかり気になって悩んでいるという人は一度やってみてください。

HSPとは?

ハイリー・センシティブ・パーソン(とても敏感な人)のこと。アメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が提唱した概念です。アーロン氏の研究によると、どの社会でも人口の15~20%はいるそう。

「敏感な人」ってすごくピッタリな表現ではあるんですが、ちょっと角が立つような気もします。じゃあHSPじゃない人は鈍感に生きてるってこと?と。

そうじゃなくて、うまく言ってるなあと思ったのが下記。

HSPに共通する特徴は、感覚型過敏症であり、神経の高ぶりやすさといえます。

ー「敏感すぎて生きづらい人の明日からラクになれる本」より

 そうそうそうこれこれこれ!神経の高ぶりやすさ!!

何かに感動したり、好きな音楽を聴いたり、あるいは何かに怒りを感じたり。そんなときは神経が高ぶります。

でも、HSPはちょっとした刺激でも神経が高ぶります。なんなら常に高ぶった状態といっても過言じゃないと思っています。

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ちょっとした刺激というのは、分かりやすく言えば時計の針の音とか、同僚のヒソヒソ話、エレベーターの残り香。こういったものが過剰に気になって、不快になったり不安になったり、仕事に集中できなかったりといったことが起こります。

 

また刺激を受けるのは五感以外のものだけでなく、他人のちょっとした仕草や表情から自分の内面の感情にまで、敏感に反応します。

なので大人しく静かにしているように見えても、内側はめちゃめちゃに神経が高ぶっていて思考はフル回転、ということも多いです。というか、ほぼそれ。だから1日終えるとすっかり疲れ切っていることも少なくありません。

HSPの特徴

というわけで刺激に敏感なHSPが共通する具体的な特徴をあげていきます。もちろん同じHSPでも1人1人感じ方は違うので当てはまらないものもあると思います。それぞれ私の場合も書いていますので、参考までに^^

・人の影響を受けやすい

人の心の動きを敏感に感じ取り、その人の喜びや悲しみに深く共感する。共感力が高い・人の気持ちがわかるといえる一方で、過剰に同調してしまい疲れたり、自分をなくしてしまうことも。(人に流されやすいという悩みを持っているHSPが多い)

→私の場合:自分ではそこまで共感力が高いとは思わない。人の心の動きを感じるというよりは、「この人はどう思っているか」をものすごく考えてしまう傾向にはある。

 ・直観力・ひらめきが強い

第六感が働き、直感や予感が鋭い。人に聞かなくても物事の本質がわかったりする。この特性を生かして芸術的・クリエイティブな職業につく人も。

→私の場合:ひらめきは強いほうだと思う。仕事で過剰にストレスを感じるので、考えることの少ない単調作業が向いていると思っていたが、実はクリエイティブな仕事のほうが好きかもしれない。 

・ものごとを深くゆっくり考える

ひらめきが強い一方で、1つのことをじっくり深く深く考える傾向がある。それゆえに、1度に複数のことをこなさなければいけないシチュエーションは苦手。

→私の場合:これはもう、当てはまりすぎるほど当てはまる。マルチタスクが超絶苦手。自分がやらないほうがよいものの1つだと思う。

・慎重で、自分のペースで行動できるときに実力発揮できる

敏感ゆえに危険察知能力が高く、慎重に行動する。丁寧でミスの少ない仕事をするので評価される。ただし、せかされたり、人に見られていたり、一度に多くのことをこなさなければならないと途端に緊張・混乱してしまう。

→私の場合:当てはまりすぎる。仕事がものすごく丁寧で細かいと言われる。それは喜ばれる反面「このへんでいいか」ができない。そしてせかされるとミスが多くなる。 

・内的生活を大事にする

興味関心が自分の内側へ向かう傾向にある。内省的(自分自身の心の働き・状態をかえりみる)。感性が豊かで本・映画・音楽・絵画などの芸術を愛し、深く感動する。

→私の場合:興味関心が自分の内側へ向かう傾向どころか、自分のことしか興味ないかもしれないくらい内省へのめりこんでる可能性が…。本と音楽にはものすごく感動する。映画は時間が気になって(終わったらあれしなきゃ‥とか)観れないけど観たい。

 

ざっくりですが、HSPの特徴でした。

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HSP診断テスト

続いては、HSPの診断テストです。以下の23の質問に「はい」か「いいえ」で答えてください。

1.自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ

2.他人の気分に左右される

3.痛みにとても敏感である

4.忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる

5.カフェインに敏感に反応する

6.明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい

7.豊かな想像力を持ち、空想に耽(ふけ)りやすい

8.騒音に悩まされやすい

9.美術や音楽に深く心動かされる

10.とても良心的である

11.すぐにびっくりする(仰天する)

12.短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう

13.人が何かで不快な思いをしているとき、どうすれば快適になるかすぐに気づく (たとえば電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)

14.一度にたくさんのことを頼まれるがイヤだ

15.ミスをしたり、物を忘れたりしないようにいつも気をつける

16.暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている

17.あまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、不快になり、神経が高ぶる

18.空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる

19.生活に変化があると混乱する

20.デリケートな香りや味、音、音楽などを好む

21.動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している

22.仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる

23.子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」 とか 「内気だ」 と思っていた

ーエレイン・アーロン博士「ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ」から抜粋

どうでしたでしょうか。12個以上に「はい」がつくならおそらくHSP、またたとえ「はい」が1つでもその傾向がすごく強いならHSPの可能性があるようです。

 

私の場合は17個「はい」でした。23の設問のなかでも、

まあそうかな~と思うものから、

例:「2.他人の気分に左右される」

全力で「はい!!!!」というのものから、

例:「12.短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう」

全然当てはまらないわ~というものまで。

例:「13.人が何かで不快な思いをしているとき、どうすれば快適になるかすぐに気づく」←これは本当に全然わからない…よく気が付いてスグ動ける人ってすごいな~と思う。。

 

おつかれさまでした。

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 HSPじゃない人の診断テスト結果って?

 ちなみにですが、今回HSP診断テスト結果について色々ネットサーフィンしていたのですが。

ラクダさんという方が「モトモトキャメル」というブログで同じHSPテストをされていて、結果ラクダさんはHSPではなかったのですが、それぞれの設問についてコメント付きで回答を掲載されております。(許可をいただいて紹介しております)

motomoto-camel.com

 HSPからすると、ものすごい新鮮!!ものすごいギャップ!!!笑

もちろんこれはラクダさんの診断結果なので、非HSPならこういう結果になる・こういう回答をする、ということを示したものではありません・・・が!HSPは決してこの結果にはならないと思います。

正直、羨ましい!!!と思うところもたくさんありました。

一方でラクダさんは「9.美術や音楽に深く心動かされる」について「これはYesのほうが羨ましいやつ!」と書かれていて、HSPが残念なことばかりではないんだな~と思わせてくれます。

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HSPと非HSPはこれだけ違う、だから相容れないなんてことは全然ないですが(私にも豪快な友達がいるし、ラクダさんも繊細な人に好かれると書かれている)。

ただ、HSPって疲れて当然じゃないか?疲れやすいって胸張って言ってもいいじゃないか!!と思うわけです。

HSPが生きづらさを変えるための基本

診断をやってみてHSPだった・・・という人もいたと思います。この生きづらさはHSPという性質によるものだったのか!と嬉しくなりますよね。

ただ、「HSPだとわかった」だけでは「だからってどうすることもできないよなあ」で終わりです。

HSPについて深く知り、考え方・環境を変えていく努力をしていくことで初めて生きづらさが緩和されていくはずです。私もまだまだですが、いろいろな本を読んだりブログを読んだりすることで、「こうしたらいいのかも・こうやってみよう」と少しずつ変えていけそうな気がしています。

www.mizu-memo.com

とにかく、生きづらい人生を変えたいHSPが一番にやるべきことは、HSPだと自覚して受け入れること。

別にHSPは劣っているわけではないです。というか持って生まれた性質に対して劣っているとか優れているとか評価するのはナンセンスだしなんの意味もないですよね。

シチュエーション別の対処法とかもあるのでまた紹介したいなと思いますが、まずは自分はHSPなんだ~と、とにかく開き直ることです。

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開き直ったところでいきなり職場関係や友人に発表することはできないでしょうし、表面上は何の変化もありません。

そうなんですけど、自分自身に「開き直ろう」と思わせることが大事なんです。

 これだけでだいぶ変わってきます。

いま本もたくさん読んでいるので、良さそうなものを紹介しますね。

とりあえず今日はHSPだ!と分かったことを喜んで、《おわり》