子供が同じ服ばかり着たがるのはなぜ?我が家の対処法
こんばんは★
子供が同じ服ばかり着たがって困っている…という親御さん結構いるのではないでしょうか?うちの娘がまさにそれでした。こだわりが強く、おしゃれキッズとはまったく無縁。
そこで、子供が同じ服ばかり着たがるには何か理由があるのか?と思い調べてみました。
靴箱がオバQ状態
現在5歳の娘、今でこそディスニープリンセス・ソフィアに夢中でラベンダーカラーやベビーピンクなどパステルカラーを好んで着ていますが、3歳ころまで強烈に愛する色がありました。
それは青。
まだ色にこだわりのない赤ちゃん期こそ赤だのピンクだのという服を着せていましたが、2歳手前くらいでしょうか。青色が大好きになりました。
服も青。クレヨンも青。折り紙や画用紙を選ばせても青。
一口に青と言ってもいろいろありますが、娘は紺~水色まで青系ならオールOKでした。あと緑もギリOK。寒色系が好きだったみたいです。
↓2歳頃の娘。
他にもこんなこだわりが。
・ワンピースやスカートは嫌い。スカッツも無理。
・つまりTシャツ(冬はトレーナー)+ズボンの組合せ以外は断固拒否。
・ズボンは履き心地を重視。
・靴下は左右違うものを履きたい。
・靴は常に同じものを履きたい。
・・・最後の「靴は同じものを履きたい。」
これが厄介でした。赤ちゃん本舗なんかでよく売られているイフミーの紺色のスニーカーにやたらと固執して、それ以外はまったく受け付けなくなりました。
結果これ。
オバQか。
保育園では登園用と外遊び用の2つの靴が必要だったので、全く同じものを2つ買うハメに。13.0cmから14.5cmでサイズアウトするまで、軽く7足は買ったなあ(^_^;)
サイズアウトしてからはどうなったかというと。
アンパンマン×青しばりにシフト。
どうして子供は同じものに固執する?
そして肝心の、なんで子供は同じものに固執するのか?という点についてですが・・・
・安心する
・着心地がいい
・単純に好き
・自我の芽生え
こういった理由が多いそう。科学的な根拠は今回見つけられなかったのですが、つまり子供ってそういうもの、みたいです。
ただ、皮膚が過敏で特定の素材しか着られなかったり、発達障害によって同じ服に強いこだわりを持つ子もいます。その場合は素材選びに注意してあげたり、季節の変わり目にはお気に入りの半袖の下に長袖を重ねて徐々に慣れさせてあげるなどの工夫も必要です。
同じ服を着ると安心する、というのはわかる気がします。私も旅行先で泊まるホテルや旅館の布団はどんなに綺麗でパリッとしていても苦手です。自分の布団じゃないとなんだか気持ちが悪いのです。
同じものしか着ない問題、どう対処する?
諦める。
もう基本はこれかなぁと思います。私も服が好きでこだわりがあるほうなのですが、気分じゃない服を着ていけと言われたら嫌ですしね(^_^;)
普段好き放題させて、たまーーに「これどう?」と別のものを勧めると案外すんなり身につけてくれる、なんてこともあります。
しかしお気に入りの服なら2枚買ってもいいですが、1枚しかない場合は洗濯が追いつかなくて大変ですよね。
うちの場合は、
・洗濯で濡れた状態の衣類を触らせて、今は洗濯している・綺麗にしているということを説明する
・一緒に買い物に行って選ばせ、お気に入りの服を2枚に増やす
ということをやっていました。うまくいかないことも多かったですが…。
「同じもの」に対する強いこだわりは成長とともに減っていくことが多いそうです。暖かい目で見守ってあげてもいいのではないでしょうか(諦めとも言う)。
同じ服を着る成功者たち
余談ですが。「毎日同じ服を着る成功者」として、
・スティーブ・ジョブズ(アップル共同創業者)
・マーク・ザッカーバーグ(Facebook CEO)
・アインシュタイン
・オバマ前アメリカ大統領
といった方々が有名です。
彼らの場合、同じ服を着る理由は「決断を減らすため」だそうです。大きな決断、あるいは当人にとって大事な決断を下すために、日々の小さな決断によるエネルギー消費を抑えたいんだそうです。
カッコいいなあ~。
何食べよう、何着よう、シャンプーはどれにしよう、歯磨き粉はどれにしよう、、、思えば小さな決断ばっかりしている自分。しかもそれが意外に楽しかったりするのがまた小さい。
1つでもパターン化して、決断を減らしてみるのもいいかもしれない。